2019年10月19日 (土)
台風19号の猛威によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、被災された地域の一日も早い復興を願っております。
今回のブログ当番は理学療法士の三田村です。
10月5日、6日に岡山で開催された、第7回日本運動器理学療法学会学術大会に参加し口頭発表をしてきました。
今回は初の試みとして、英語で演題を提出して、英語で発表、質疑応答をしてきました。英語演題作成時からいつもより多くの方々にお世話になり感謝しています。
学会発表は20回くらいしていますが、初めて演題採択メールを受け取っても嬉しいではなく少しナーバスな気持ちになりました。あぁなるほどこういう感覚なんだなーと、この時は学会発表が苦手な方の気持ちに寄り添える気がしました。
学会発表も「準備が9割」と考えているので準備に時間を割きました。
発表スライドの作成は発表日の1ヶ月以上前に終わっていたので、
まずは、原稿を読まずに発表できるように何十回と発表練習をしました。
次は、重要な部分を聞き取りやすくするために、適切な箇所に「抑揚」と「間」を入れる練習をしました。
そして、最難関の質疑応答の準備になります。
質問されるかなーと予測される内容を自分で英訳し、それに対する答えを用意してまた英訳する作業を思いつく限り行いました。
これらをしていくとようやくいつも通りに学会発表が楽しめそうな気持ちが少しだけ芽生えました。
発表当日は準備のおかげで発表自体は原稿を読まずに滞りなくできました。
質疑応答は予測して準備していた内容については自信を持って英語で回答できました。
しかしながら、準備していなかった質問内容に対しては「しどろもどろ」な対応になってしまいました…。
英語の応用力がないことが露呈されました。
ただ、この経験のおかげで英語をもっと勉強して使いこなせるようになりたいという意欲が湧きました。
学会発表前より終わった後の今の方が英語を勉強しています笑。
最後に、私見になりますが、学会発表では自分の発表はさておき、発表者はあくまでも問題提起をすることが目的で、より良い医療を提供するためにその場の聴衆、座長と議論をします。議論して高められた内容や得られた気付きにより、また目の前の患者さんに良い医療を還元していく。この好循環を続けていきたいと思います。
理学療法士 三田村信吾
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